かつて葬式のスタイルは一般葬がメインでしたが、現在は一般葬だけにこだわらない葬式スタイルがあります。その典型例が家族葬です。これは、家族や親族さらには本当に親しい友人だけに絞って葬式を行うことができるスタイルを言います。たいして親しくもない方が社交辞令的に参列されても故人も遺族も嬉しくありません。それならば故人のことを本当に偲んでくれる人だけで葬式を行った方がその場も雰囲気も良くなります。故人とゆっくりお別れをすることができるのが、家族葬の魅力です。この家族葬は近年増えてきています。それは前述で挙げた理由もありますが、葬式にあまりお金をかけられない事情もあります。日本経済は20年以上もデフレが続いているため、日本国民全体的に所得が下がってきています。そうした事情もありかつてお金のかかる一般葬を選ばずにより安く葬式をすることができる家族葬が増えています。消費税10%になるので、今後ますますこの家族葬を選ぶ人が増えていくでしょう。 |